ここしばらく「ベストヒットUSA」を視聴中に何度も耳にしていた言葉「カントリー」。「USカントリーチャートで〇〇位」「ビヨンセが、ポスト・マローンがカントリーに参入」などなど…。何となくついわかったふりで聞き流していたのですが、せっかくブログも書いていることだし自分なりに調べて解釈してみましたので記録を残しておこうかなと思います。
書きたいなぁと思ったもう一つのきっかけはこちらの記事(しょっちゅうチェックしているサイト、Udiscovermusicさん)。QUEENをはじめUKロック関連の書籍を出版されている今泉圭姫子さんがポスト・マローンについて執筆されていて、興味深かったためです。
カントリー・ミュージックはアメリカでメジャーな音楽ジャンルの1つで、ポップ・ロック・R&B・ヒップホップなどと同様にジャンルごとの独自のチャートで多くのアーティストが人気を競っているようですね。最近のアーティストではテイラー・スウィフトがカントリージャンル出身だったことも有名でしょうし、70年代にはオリビア・ニュートンジョンがカントリーからポップ他に路線変更したという情報もWikipediaから得られました。ジャンルとして厳密に定義はないけれど、歌詞の内容が家族など身近な人間のこと・故郷への思いというものが多いことや使用する楽器がアコースティックギターやフィドル(ヴァイオリン)などであることが多いようです。
他のジャンルとお互いに影響し合い、使う楽器がどんどん変わったり「カントリーロック」「カントリーラップ」など派生系ジャンルも定着しているようです。(参考:Wikipedia カントリーミュージック)
それまでロックやヒップホップなど他のジャンルと捉えられる楽曲を発表していたミュージシャンが、カントリージャンルで活躍するミュージシャンの協力を得たりして「これはカントリーミュージックのアルバムです!」と宣言してリリースするケースが最近多く話題になっているため、私のような疎い人間の耳にも届いたというわけですね。
そもそも「カントリーチャート」「ロックチャート」とかのジャンル分けって誰が決めるの?全部自称なの?とわからなくなりいろいろとネット情報を読み漁った結果、これだというズバッと知りたい情報を掲載しているサイトが少なく、Yahoo知恵袋などの質問系サイトまで引っ張り出してようやく少し答えに近づきました。(参考:Yahoo知恵袋)アメリカでは各音楽ジャンルに特化したラジオ局が多く存在し、その各局においてリスナーからの支持を得た曲が「〇〇チャートで人気」ということになる…のだそうです。私の検索スキルが低いのか、洋楽好きな方にとっては当たり前すぎて語られないことで情報がないのか、もっと確かな情報源を見てみたいのでこれは秋の自由研究になるかもしれません。国が違えば音楽の聴かれ方も違うし、誰が何を歌うかで人種差別問題などのニュースに発展したケースも過去にあるようです。日本にはないこのジャンル分けの感覚は学校で歴史の勉強をするのと同じくらいにアメリカ社会を理解するのに役立つかもしれないですね。