たびたび思い出すことがある言葉。「そういうのあんたに似合わない」「似合うと思ってんの?」
服や音楽、本、全ての趣味について家族にちくちく言われていた時期があります。
悔しくて悔しくてたまらなかった私は、最低なことに八つ当たりで同じことを同級生に言ってしまったのです。彼は覚えていないかもしれないけど、本当に申し訳ないことをしてしまいました。
例えばファッションは、生まれ持った骨格や肌や髪色、顔の持つ雰囲気によって「より似合う服」「得意でない服」がありますよね。しかも得意でなくても着たい服を着るための工夫もできます。TPOに合わせて限られる場合もありますがごくわずかな機会でしょう。
しかし音楽や文学の趣味に似合う・似合わないが仮にあったとしても、いったい何がその尺度になるんでしょうか。そんなもの他人にどれほど関係があって、どれほど気にする必要があるんでしょうか。私はそれを勝手に定めてしまったことがあるけど今ははっきり否定したいと思います。この人があれを好きとは意外!と驚くことはあるかもしれませんが、長年使い慣れてしまった偏見というフィルターを取り去っていきたいと思います。
最近改めて音楽を好きになり、本当に心に響く出会いが多くてありがたいなぁと思う今日この頃。成長や新たな創造をするエネルギーまではなくてもこのポジティブな気持ちを記録したいなと思ってブログをまた書いています。
ジャンルの名前だけ見ると、洋楽というだけで身構えていた頃はまさか「メタル」「プログレ」にときめくなどとは思いもしなかったでしょう。今の私は視聴して気になったら買いに行けるのです。昔、自分より少しお姉さんお兄さん・もしくはクラスのやんちゃなグループが聴くもの、身近にいる〇〇ファンが怖いから、なんていう認識でせっかくリアルタイム世代なのに聴けていなかったバンドだっておばさんになった今関係なく聴けるんです!最高!
そういうことをしていると最近の音楽はあえて聴かないわけではないけど、時間が足りないかもしれないですね…。まあ、それも自然なことでしょう。プロだからとはいえ、小林克也さんや大貫憲章さん伊藤政則さんはいつも世界中にアンテナを張っていて新しい音楽を紹介してくれて本当にすごい!
先輩方に敬意を表しつつ音楽を楽しみます。
ベストヒットUSA次回予告 ベストヒット USA | BS朝日 (bs-asahi.co.jp)
【聴き逃し】洋楽シーカーズ 8月3日
https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/737_4702.html?p=XWJM8966P1_01_4042693