「大好きなバンド」に見出す共通点

最近、私が大大大好きなバンドたち(QUEEN/The Who/The Beatles/THE YELLOW MONKEY/UNICORN etc…)にはいくつか大きな共通点があるなぁと強く思うのです。ああこのポイント好きだなあと思うと、「あれ?あのバンドもそうじゃない?」って気づくことが多いというか…。ちょっと偏見とか個人の好みも入っていますが挙げてみます。


  • ライブ盤がかっこいい
  • 全員キャラが立っている
  • 音楽オタク揃いで楽曲が幅広い
  • ファッションが独特
  • 可愛げ、隙がある
  • 大河ドラマばりの波乱万丈さ

ライブ盤がかっこいい

今現在大好きなバンドは、ライブ映像・音源を視聴してさらに楽曲を深く好きになるパターンが多いです。ライブ映像なら演奏するさまを見るのが楽しいですが、わざわざ音源だけライブ盤で聴くのも好きです。QUEENに関して言うと特に「We Will Rock You」のファストバージョンやHot space tourでロック色強めにアレンジされた「Staying Power」などが好きです。演奏技術が際立っていてメンバーの息が合っている、フロントマンのアドリブがうまい、観客とも一体感があるということでしょうか。


全員キャラが立っている

これはもしかするとファンの欲目というか「ファンだからそう思うだけ」ということかもしれませんが。見た目がカッコいいとかいうこともそうですし、Wikipediaなんかのプロフィールに目を通しただけでも見過ごせない点がいっぱいあるというか、そんな方が多くいるように思います(例1:ギターを父親とともに自作したブライアン・メイ博士)(例2:破壊王キース・ムーン)。とくにこの人が好きというメンバーがいたとしても結局は全員を好きになっちゃうようなバンドが多いです。

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音楽オタク揃いで楽曲が幅広い

楽器を自作してしまったり納得いく音を出すために街に飛び出したり、家にスタジオを作ってしまったり、聞いたこともないような楽器の音を聞かせてくれたり、聴き手に新しい音楽の体験をさせてくれるような人たちが好きです。カバーやパロディやオマージュで自分が知らなかったような世代の古い音楽の知識を得られるのも楽しいです。(The BeatlesやThe Whoの時代、デビュー時はR&Bのカバーを演奏してアルバム曲数を増やすケースが多かったことなどを最近知りました。)

一枚のアルバムの中にハードロックもあればメロディアスで切ない曲もあってまったく違った雰囲気を味わえるというのも魅力です。ド下ネタでおいおい~と苦笑いした後に泣かせる曲なんていう技を繰り出されて参ってしまう「SparkleX」絶賛ヘビーローテーション中です。

https://theyellowmonkeysuper.jp/news/detail/12064


ファッションが独特

これはフレディ・マーキュリーとロジャー・ダルトリーの独壇場のような気もしますが。MV撮影なのに限りなく普段のお父さんスタイルなジョン・ディーコン、ガイコツスーツのジョン・エントウィッスル、とか映像を見ていて笑ってしまうことが多いです。ヒーセさんのヒョウ柄衣装なんかは髪型ともマッチしていて誰にも真似できない雰囲気です!ど派手衣装があんなに決まってる還暦男性ってすごすぎます。ライブで魅せるヒラヒラキラキラブライアン・メイも唯一無二ですね。The Beatlesの面々はサイケなファッションでの色柄使いが凄いです(@Get Backセッション)。上下ど派手なのになぜかオシャレというのが見ていて不思議でした!


可愛げ、隙がある

完璧なカッコよさというのも良いと思うんですが、ちょっと笑ってしまうようなファッションセンスだったり人間臭いダサいエピソードみたいなものがあったり、楽曲にもちょっとだけ笑えるようなエッセンスがあるバンドが好きです。THE YELLOW MONKEYの吉井さんは衣装やパフォーマンスともにビシッと決まってるのが基本でありつつ言葉の使い方(「アホのソテー」「濡れ場でござんす」あたりが特にぐっさりきました)やライブ中のトメっ!みたいなポーズや死んだふりしちゃうあたり可愛げがあって最高です。奥田民生はおふざけモードから一気にロッカー!というスイッチが入るような瞬間に凄みを感じます。QUEENはMVで全員本気の女装をしてみたり全力でおふざけするところも魅力だと思います。ビシッと決めているはずなのになんか可愛くなってしまう…という場面も多々見受けられますが。

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大河ドラマばりの波瀾万丈さ

どのバンドも、デビューから現在までたくさんの出来事を経て時には姿形を変えながら何十年と継続しています。輝かしい栄光だけではなくネガティブな出来事も呑み込んで成熟したいまの姿があるわけで、存在しているだけで本当にドラマチックですよね。メンバーが元気にこの世界に生きてること、亡くなってしまっていても素晴らしい楽曲をたくさん残してくれていつでも聴くことができることのありがたさを日々噛み締めています。


これを書いていて、まだ共通項が出てきそうに思ったのでもし溜まってきたらまた追記します。

「「大好きなバンド」に見出す共通点」に2件のコメントがあります
  1. ブログ開設おめでとうございます!デザインもカッコいいブログですね。「洋楽和訳Nevereinding Music」の「音時(オンタイム)」です。コメントありがとうございます。
     「好きなバンドの共通点」…メンバー全員のキャラが立ってる、隙がある、波瀾万丈さ…!等々ってわかりますね。僕は「一緒に歌える(歌いやすい)」っていうのがあるなあ。
    「参考URL」としていただけるのであれば、大歓迎です。よろしくお願いいたします。こちらのブログも僕のブログのリンク集に紹介させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

    1. 早速のご返信ありがとうございます!!
      しかもこの独断と偏見のみの意見にコメントをいただけて嬉しいです!一緒に歌える歌、確かにポイント高いですね。
      あとで改めて、リンク集など作り足したりいろいろ編集して音時さんのブログ紹介させていただきますね。これからもいろいろ学ばせてください!

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