参考サイトに載せさせてもらっている音時さんの記事を読んで、YESの「ラウンドアバウト」を聴いてみました。もう、かっっっこいいなんだこれ!と大興奮。長い曲なのでとっつきにくいと思っていましたが、演奏に聴き惚れて展開の面白さにおおっと唸っているうちに終わってしまいます。
「レコード・コレクターズ増刊 クイーン・アルティミット・ガイド(復刻版)」の中でもQUEENへ影響を与えたバンドとして紹介されていて、気になってはいたのです。この本を購入して4~5年くらいでようやく実際に聴くところまでたどり着きました。なんと自分は行動が遅いのか…。
今日は再生リストで「こわれもの」を通して聴いてみたら、ある曲のおかげで忘れていた20年以上前の記憶が蘇りました。

監督・脚本・主演・音楽ヴィンセント・ギャロによる映画「バッファロー’66」。
有名な作品だと思うので詳細は省きますが(画像にWikipediaのリンクを張りました)「Heart of the Sunrise」という曲が、終盤の緊張感のあるシーンで使われています。

ミニシアターという存在をまったく知らない10代中盤の頃、親に連れていかれたレンタルビデオ店で目を惹かれたのがこの映画でした。映画も音楽もあまりお金を使う文化のない家族だったので、映画といえば金曜ロードショーで観るものがほとんどだった私にとっては、坦々と進むストーリーと何とも言えず漂うおしゃれな雰囲気が衝撃的でした。そのままミニシアター映画を追いかけるサブカル女子になるには行動力とお金と知識が伴わず、ちょっとひとかじりした程度で終わってしまいましたが…。
まさか、自分の中にプログレ音楽の種を二十年以上前に蒔いていたのがこの映画とは驚きました。

先日投稿したCMソングの記事も今回の記事も相当個人的な昔話になってしまいました。本当に音楽は記憶をいろいろと閉じ込めてますね。
当時の自分を東京に連れてきてお小遣いを握らせてディスクユニオンに連れて行ってあげたいなぁ~。
今月は節約月間なので来月以降YESもお店で見てみようと思います。

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