待ちに待った未放送分、さっそく観ました!

左から大木伸夫さん(ACIDMAN)、菅原卓郎さん(9mm Parabellum Bullet)、志磨遼平さん(ドレスコーズ)。このお三方の熱い思いがこもりすぎて放送に入りきらなかったということですね。

見逃しはこちら(7/7まで)

内容としてはお三方のおすすめしたい曲をそれぞれ1つずつ追加という感じでした。以下、ざっくりとまとめてみました。※正確な記録ではなくあくまでメモ的なものです。


大木さん「球根」

「シンプルなメロディ、ストレートな歌詞で人の生命力を表している。とにかく力が漲っている。誰か一人と愛し合っているというよりもあらゆる生命とつながっていることを表しているようにも感じる。」と語られていました。映像は最近のライブのもので(YouTubeで見れた2020年東京ドーム?かな)、ビジョンの映像効果もあって大迫力でした。先々週の放送同様、感極まって泣いちゃうんじゃないか?という表情でした。この曲はほんとに毎回聴くたびにものすごい熱量を感じます。


志磨さん「BURN」

「タブーに踏み込んだようなセクシーな言葉が使われた歌詞(秘め事感がある)、ギターのリフもベースライン、ピアノのオブリガードもすごい。和太鼓のようなドラム、日本家屋が映ったMVと日本的な感じを前面に出してる」とのこと。確かに刺激的なドキッとするフレーズがありますね。

なぜ日本の文化的な影響が強いのか?との問いに吉井さんは「スパニッシュな雰囲気にしたかった。」「山形で撮影をしたときに、マカロニウエスタンみたいにしたいと思ったら(風景を活かしたら?)黒澤明監督風になった。東北なまり風(思い出ぃは~)なのはたぶんフックにしたかったから。」とのこと。確かにあのMVはノスタルジックな日本の風景が印象的で撮影場所も気になってました。日本の田舎特有の湿った感じがまさかスパニッシュに通じるとは考えつきませんでした。エマさんが「スパニッシュの血の匂いがするようなマイナーなドロッとした情念がこもった感じ」と語っていて確かにタンゴとかフラメンコとか闘牛とか言われてみれば…ですね。全く違う風土の国に共通のものを見出せるのがアーティストの感性、才能なんでしょうか。


菅原さん「ALRIGHT」

「吉井さんの歌詞はどんどんシンプルになっている。再結成後はより自分の気持ちに素直になっているように思う」「(何よりもここでこうしてることが~の歌詞について)みんなで一緒に復活しようという歌詞。『Cメロはいいこと言うところだから!』とおっしゃっていたので僕も忠実にそうしようとしている」とのこと。

最近のこのストレートな表現について問われ、「90年代は洋楽の訳を日本語風にアレンジして表現してみようとしていたが、ソロの時期に自分のルーツである歌謡曲(特に阿久悠作品など)のような日本語の奥行きのある表現をしたくなった」「再結成直後はまだ悩んでいたが病を経てさらにもっとストレートな表現ができるようになった」というようなことを吉井さんが語っていました。回答を聞いた菅原さん的には「もう一度THE YELLOW MONKEYを自分のものにしたい」というチャレンジ精神を感じたようです。


亀田さんのベース特集も、同じ曲を別バージョンで演奏し分けたりしてベースに詳しくなった気になれました。ベーシスト好き(聴く専門ですが)としてはテンション上がりました。番組で開催したフェスの様子も流れて、たくさんのアーティストが出演したようで盛り上がっていましたね~。いろいろと充実した内容でした。近い世代のプロの方が、同じファン目線で語ってくれていると楽しくてまるで仲間みたいに勝手に親近感を抱いてしまいます。ああ楽しかった。

関係ないけど新旧紙ジャケ、どっちもギラギラ~

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