前回に引き続き、洋楽初心者による冬フェス予習記録です。
今回はジザメリことThe Jesus and Mary Chain 、そしてCASことCigarettes After Sex についてです。
The Jesus and Mary Chain
ジザメリについてはMTVがたびたび流す二時間程度の○○特集で秋のたしかオルタナ特集かUKロック特集の回で初めてMVを観ました。
今年のフジロックフェスティバルにも出演、今回の来日でもフェスの後大阪公演が行われるなど、日本での人気の高さがうかがえます。ジャンルとしてはポストパンク、シューゲイザーなどに分類され、Oasis(クリエイション・レコードつながりでもありますね)や先日投稿したデスキャブなど後の世代に大きな影響を与えているバンドだそうです(Wikipedia参考)。
ゆらぐ声、単音で奏でられるギターにエコーがかかったような音色が非日常感というか夢心地にさせてくれる感覚がありますね。
兄弟仲の悪化でバンド解散の過去があるそうですが、こちらは再結成からすでに7年以上経過。後追いリスナーのためにも末永く円満に活動してもらえたらと思いました。
THE JESUS AND MARY CHAIN
The Jesus and Mary Chainは、1984年に結成されたスコットランドのロック・バンドだ。JimとWilliamのReid兄弟を中心とし、シューゲイザーとノイズ・ポップを発展させたことで知られる。1985年に『Psychocandy』でデビュー。1987年のセカンド・アルバム『Darklands』は全英チャートで5位を記録し、商業的に最大の成功を収めた。その後、『Automatic』、『Honey’s Dead』、『Stoned & Dethroned』とリリースを続け、アメリカでも成功。しかし、1998年の6枚目のアルバム『Munki』を最後に解散した。2007年、Coachella Festivalへの出演を機にバンドは再結成。2017年に19年ぶりとなるアルバム『Damage and Joy』をリリース。目下の最新作となる2024年3月の『Glasgow Eyes』は、全英チャートで7位/スコットランド・チャートで1位を記録した。
THE JESUS AND MARY CHAIN – CREATIVEMAN PRODUCTIONS
Cigarettes After Sex
CASはロキソニ出演発表以前全く知識がありませんでしたが、あまりに露骨なバンド名が頭に残ったのとロッキング・オンにインタビューが掲載されていたのを目にして興味が湧きました。
聴いてみたところ、呟くような歌声が非常にゆったりとしてまるでヒーリングされているかのような感じ。派手な曲やパフォーマンスはなく、ライブでもおそらくみんなでシンガロング!というような雰囲気ではないと想像します。心地よいマッサージのような音楽が流れるのを身体全体で体験するのはどんな感じなのだろうと想像するとワクワクします。
米・テキサス州エルパソ出身のドリームポップ・バンド。メンバーはグレッグ・ゴンザレス(g,vo)、フィリップ・タブス(syn)、ランディ・ミラー(b)、ジェイコブ・トムスキー(ds)の4名。2008年にゴンザレスを中心に結成。2012年にEP『I.』発表後、ニューヨーク・ブルックリンに拠点を移す。2016年に『I.』が突如話題となると、ローリング・ストーン誌「2016年知っておくべき10のアーティスト」に選出。欧米でのライヴは即完売になるほどの人気を獲得。2017年6月にセルフ・タイトル作で全世界デビュー。
Cigarettes After Sex – TOWER RECORDS ONLINE
こちらのCASはテキサス州エルパソ、先日投稿したデスキャブはワシントン州ベリンハムにルーツがあるそうです。聴きこんでいけばそれぞれその土地柄みたいなものが感じられてくるのでしょうか?
バンド名からの余談ですが、ロッキング・オンの過去記事にこんな記事が。CASもかなり人間同士のsexualなコミュニケーションに着目して曲を作っているとインタビュー記事(ロッキング・オン2024年9月号)で読みましたが、彼らの曲はあからさまにセクシーというのではなく穏やかに語りかけてくるような印象です。
ブログを書き始めて以降、気になったことをちまちま調べて記録していくうちに超初心者から初心者くらいには知識がついたかもしれません。あっという間に大晦日、あと5日でフェスがやってきます!来年以降もたくさんいい音楽との出会いを楽しみに2024年最後の投稿といたします。
記事を読んでくれた方ありがとうございました。