1946年9月5日はQUEENのボーカル、世界に名を残すミュージシャン、フレディ・マーキュリー(本名:ファルーク・バルサラ)の78回目のお誕生日。同じ1946年生まれにLed Zeppelinのジョン・ポール・ジョーンズ、ジェーン・バーキン、リチャード・カーペンター、日本のミュージシャンでは吉田拓郎、堺正章、水前寺清子、宇崎竜童などなどたくさんのレジェンドがいます。生前友人としても交流があったエルトン・ジョンは1947年3月25日 (77歳)。大御所も大御所といった存在感です。バンド内では一番年上だったフレディ。奔放で自分の道を突き進むという印象がありますが、実際レコーディング時などは4人の中で調整役になっていた時もあるようです。ムック本などで読むとフレディは「しっかりした人」と「もの静か」と評されていることも。
私が映画からQUEENを好きになり、もっと彼らを知りたいと思って購入した書籍「ミュージック・ライフが見たクイーン」(シンコー・ミュージック)。こちらに印象的なインタビューがあったので少しだけ引用します。
東郷かおる子さんによる1979/4/29のインタビュー(博多全日空ホテル ロイヤルスイーツにて)です。
常に何かにチャレンジしていたい
えーと、チョッと話題を変えて・・人間って、みんないやでも年を取っていきますけど、将来のことなんて考えますか?
フレディ:うーん。そうだなァ(と考え込む)むずかしいなァ。音楽をやめるようなことはまずないと思う。何らかの形で,音楽はやり続けていくつもりなんだ。時がたてば、何かが変わっていくけれど。僕は多分。音楽からは離れられないと思うんだ。あまり先のことは考えないね。
ーでも、それぞれの時の中での節目みたいなものはあると思うんですが…
フレディ:(ゆっくりと、言葉を選びながら)人生が終るまで、いつ、どんなことが節目だったのかはわからないと思うんだ。僕にとって、これから先まだ色々なことが起ると思うし…。
確かに、今こうしてミュージシャンになったのもその節目だと思うけれど、1日1日を良いものにしていこう、色々なものにチャレンジしていこうと思っているんだ。でも、細かい計画を立ててやりたくはないんだ。退屈してしまうからね(笑)。
「ミュージック・ライフが見たクイーン」(シンコー・ミュージック)1979年6月号分の記事より
音楽はきっとずっと続けていく、そして何が節目になるかわからないと、この後に起こることの予言をしているかのような内容でもありますね。そして本当に有言実行で、亡くなるまで可能な限りレコーディングや撮影に参加していたフレディは真のエンターテイナーです。
今年2024年冬に公開された、フレディのパーソナリティに迫るドキュメンタリー映画「フレディ・マーキュリー」上映後のトークショーを鑑賞する機会がありました。写真はその上映後、さらにトークショーに参加した後のもの。フレディ&QUEENが好きな人の輪に参加できてうれしかった思い出です。
フレディの妹さんや、カメラマンのミック・ロックなど多くの人が語るフレディの思い出に感激したのですが、この頃まだXもブログも始めていなかったのでちゃんとした記録として感想を残していませんでした。行ける範囲で再上映の情報を見かけたらまた観たいなと思います。
Embed from Getty Images今回は、各メンバーとフレディ2人の写真、集合写真のスライドショーにしました!
本当に多くの人が世界中からあなたに愛を送っています!おめでとう!