1996年と2025年がクロス。Sparkleの惑星X Final@Kアリーナ横浜

6月13日に行われたTHE YELLOW MONKEYのツアーファイナル、行ってきました!!
(先日なんとアンコールライブの開催が発表されたので、正確には本当のファイナルではなくなりましたが(笑))アルバム「Sparkle X」購入特典の先行予約チャンスから何度も落選しましたが…諦めずに応募し続けて本当に良かったです。チケット当選のメールを受け取った時は喜びで震えました!小学生の頃からお茶の間リスナー歴だけは長い私ですが、ようやく30年越しにライブを見ることができて感激、感無量、もう夢心地でした。内容については、音楽ライターの方が詳しくレビューを書いていらっしゃったりするのでそちらにお任せするとして今回は超個人的な感想を書き散らします。

私とTHE YELLOW MONKEYの出会いはおそらく日本全国に轟いたヒット曲「Spark」だったのですが、30年以上前の記憶なのでかなり朧げです。当時は田舎でCDを買うかテレビで応援する以外知らないで過ごしていたものでした。その後積極的に聴かない期間も長くありましたが、この1年半ほどでかなり過去のアルバムやライブ映像も手に入れどっぷりどんどん深みにはまっていきました。

今回のファイナルブロックでフィーチャーされていたツアー、「FOR SEASON 野生の証明」。1995年から96年までの間に日本全国を回った、”THE YELLOW MONKEYにとって最も重要だった(以下のYahoo!ニュースより引用)”と吉井さん自身が語った記念碑的ホールツアーです。

このツアーの様子を収めたDVD「TRUE MIND TOUR’95-’96 FOR SEASON」は好きな曲が多く取り上げられている上に四人のオフステージの様子も垣間見られて、特に好きな映像作品でした。そのせいもあって、29年前のツアー終盤(1996年7月21日)NHKホールで演奏された内容と最新アルバム「Sparkle X」がミックスされた6月13日のセットリストは、このバンドが昔も今もいかに素晴らしいか改めて思い知らされるもので、痺れたとしか言いようがありませんでした。(何を勘違いしたのかSpotifyにてブロック3のプレイリストで予習していた私は開始からめちゃくちゃびっくりしてたんですが、驚きの分余計に嬉しかったのでこれで良かったと思います)

特に個人的に思い入れがあり、ライブで聴きたかった「天国旅行」〜「Four Seasons」、そして、活動休止〜再始動〜闘病を経て辿り着いた「ホテルニュートリノ」。THE YELLOW MONKEYの歌詞の中でも、「死」「破壊」「絶望」の描写によって、より強く生きることや希望を持ち続けることの素晴らしさを描いている曲たちだと思います。この演奏を目の前で聴けたことはずっと大事な思い出になると思います。活動休止前の曲も最新アルバムの曲もどちらもひたすら会場全体の観客が全力で受け止めている感触があり、自分がその一部として居られることにとても高揚しました。

アンコールではタイアップが発表されたばかりの新曲「CAT CITY」が披露され完全に油断したところで「SUCK OF LIFE」が繰り出され、感情が完全に迷子になりました。一人で来ていて本当によかった。最後の最後は「JAM」を会場全体で歌いながら大団円で終演となりました。

本当にこのライブが初THE YELLOW MONKEY体験でよかった!!と思える時間を全力で体験しました。

さて、今回参加したライブの会場はKアリーナ横浜。そばを観光で通ったことはありましたが中に入るのは初めてだったのでそれだけでも相当楽しみでした。

この会場は、JR横浜駅から地下街を抜けたらすぐのみなとみらいエリアに位置しているのでアクセスは便利です。Kアリーナに向かいつつ、自分の周囲の歩行者が徐々にライブ参加予定の人だらけになっていくのが分かるので(ツアーTやグッズはもちろん雰囲気で)めちゃくちゃテンションが上がります。入場口の外に設けられたブースでしっかりニューシングル「CAT CITY」も予約(&混んでいたので終演後に「バラ色募金」(バラ色募金 | THE YELLOW MONKEY | ザ・イエロー・モンキー オフィシャルサイト)へ)!グッズについては予算&時間の問題で最初から諦めていたので見ていません。たしか18時会場でグッズは昼頃人気のものは売り切れていたとXに投稿されてる方が居ました。

シートマップ | Kアリーナ横浜

当選した席は「レベル7」で、アリーナ・3・5・7とステージからは遠ざかるので肉眼で見えるか心配していましたが小さくてもちゃんとビジョンじゃなくて肉眼で4人が動いているのが分かる!という臨場感はありました。結局ビジョンに目を奪われてたり頭を振っててステージを見ていない瞬間があったりするのですが(笑)。

この会場でとっても魅力的だなーと思ったのは、会場のレベル7から外を見渡せるバーです!開演前も終演後も、シームレスに爆音でTHE YELLOW MONKEYを楽しみつつゆったりドリンクを片手に余韻を味わえるのです。特に終演後混雑で帰れない!という前情報がいっぱいネットで散見されたKアリーナ。この日もその通りで、会場周辺エリアから出るまでに相当時間がかかりました。Kアリーナでのライブに参加するならば思い切ってこのバーで時間いっぱい楽しんでからゆったり帰途につくのも良いのではないでしょうか。ちなみに私は体力に自信がなく、この晩は横浜駅周辺で20年ぶりくらいにカプセルホテルに宿泊しましたがこれはこれで面白かったです。カプセルのロビーでローソンのサラダチキンと炭酸水で晩酌気分を味わいつつ、ライブの余韻に存分に浸りました。(余談ですが、カプセルの室内も妙に白くてまるで「パール」のMVだな…とかニヤニヤしていました。)

アンコールライブは全くチケットが取れる気がしませんが、今回のセットリスト以外にも絶対に生で聴きたい曲がたくさんあるのでチャレンジはするつもりです!もしも幸運にも行けたならば、また今回にも増して長文の感想を投稿したいと思います。

最近読んだ本や観た映画、日に日に近づいているOasis再結成ライブなど書きたいことはあるのに全然まとまりません!もう少し短文でもちょこちょこ更新しようというのを今年後半戦の目標にします…。

この日は、午前中にケヴィン・カミンズさん撮影&編集のOasis写真集「ザ・マスタープラン」も手元に届き朝から晩までロック漬けでした。自分にとってのロックの日は6月9日ではなく13日に制定しようと心に決めた一日でした。

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