「Sparkleの惑星X」、チケットがさっぱり当選しないまま始まってしまいました!絶賛する声をSNSでちょっと見て(演出など詳細については事前に知りすぎないよう控えめに検索)、もし私が行けなくても最高のライブが繰り広げられているのならいいか…という気持ちにすらなってきました。
今のツアーはとりあえず行けるつもりで楽しみにしておくとして、今月春の東京ドームライブが映像作品として発売になりましたね。私はツアーの当選によってかかる予算が変わってくるのでまだ購入は様子見なのですが、公式YouTubeチャンネルでちらっと見た予告映像や開封映像で期待感ははちきれそうです。
そんな気分を治めるため…というわけでもないのですが、ライブアルバムを聴いたり最近入手したライブドキュメンタリーDVD「TRUE MIND TOUR’95-96 FOR SEASON in motion」、スペシャで放送された「SWEET LOVE SHOWER2024」の映像を観てます。
「TRUE MIND ~」のDVDは95年から96年にかけて行われたホールツアー「野生の証明」のライブ映像とバックステージや移動日の四人をとらえたドキュメンタリー映像が交互に流れる構成です。日本全国を巨大トラックで回るツアーのため、新幹線の車中の様子や香川で1つのタライから一緒にうどんを食す四人の姿なんていう貴重な映像が見られます。この時期私服はバンドTが多い吉井さんでした。もちろんライブはド迫力です。衣装も煌びやかで自信と勢いに満ち満ちているような印象。ほぼ1~2曲で映像は区切られ別な会場の映像が流れるので、没入して観るというよりはドキュメンタリーと衣装チェンジなどを楽しみ少し力を抜いて観る作品かなと思います。観客との距離が近く、結構客席も映っているのですが男性やお子さんの姿がけっこう目立っていて、初期に比べ客層が大幅に広がったことが分かります。初期曲は少な目でアルバム「FOUR SEASONS」からの選曲多めです(エンドロールで流れる「SUCK OF LIFE」は完全にR18)。
そして山中湖畔で悪天候の中行われたラブシャ。他の若手バンドたちのエネルギーに全くひけを取らないどころか、パワフル&ゴージャスさが凝縮された濃密なパフォーマンスでした。観客との掛け合いでしょっぱなから盛り上がる「SPARK」(キメポーズもばっちり)、「罠」「太陽が燃えている」とあっという間でした。出演前後のステージ裏の様子も少し見ることができ、和やかなムードで富士山に喜ぶ四人の姿にニヤニヤできました。このライブ映像では特にコーラスとシンバルの音がこれまで見た映像よりはっきり聞こえたように感じました。吉井さんの声ものびやかで、EMMAさんの例のギター(Bizen Worksという愛知県の企業のもの)も大活躍でした!
どの時期のステージ映像を観ても楽しくて、THE YELLOW MONKEYの四人もいきいきしていて隅々までライブというものの迫力を感じられます。昔の映像も、四人の若々しさや当時の空気がリアルに感じられて良いのですが最新の映像はどんどん凄みが増しているのを感じます。そのせいで初期の曲を当時のライブで観た後は再結成後のライブをまた観たくなり、さらにスタジオ盤をまた聴きたくなりMVを観たくなり…とループにはまってしまいます。やっぱりTHE YELLOW MONKEYはステージの上で最も輝く最高で最強のライブバンドなんだ!!!