QUEENが「あの4人」になった記念日!
数日過ぎてしまいましたが、私の最愛ミュージシャンであるジョンが正式にQUEENのベーシストとして加入したのが1971年の3月1日だったそうです。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てファンになってからバンド史やメンバーそれぞれのエピソードが何でもかんでも知りたくてネットや本で調べていましたが、記念日はたくさんあって覚えきれていません(笑)。映画ではジョンのオーディションシーンはありませんでしたが、二人ほどベーシストが交代した後の正式採用というのはファンの方には有名なお話ですね。どこまで本当か分かりませんが、我が強すぎず電子工学が得意なのが決め手だったなんて説もありますね…。その時は他のメンバーが想像もしなかったであろうビジネスや時代の流れをつかむ感覚、そしてソングライターとしての才覚が後に花開いていくというのが何ともドラマチックだなあと思います。
昨年QUEENの楽曲カタログ売却がニュースになった時期に、ジョンがメディアに久しぶりに登場するのではないかというネットニュースが出たりして非常にドキドキハラハラしていたのですが、実際にはジョン周辺で目立った出来事はありませんでした。QUEENとしてはもちろん1stアルバムのリマスター再発があったので、その流れでジョンとブライアン&ロジャーがコンタクトを取ったという動きがあってそれを拡大解釈されたのかもしれません。
新しいニュースが聞けなかろうと、元気でいてくれるならばファンとしてはそれだけでうれしいです。
さて、来月には一大イベント「QUEENの日」がやってくるわけですが(イベントに参加したことはありませんが…)、それに先駆けて先日QUEEN関連のイベントに久しぶりに行ってきました!伊勢丹新宿店の英国展と連動した「HERE IS BRITISH ROCK AND PUNK ART CULTURE」という企画展です。
MUSIC LIFEによるQUEEN来日時の直筆Q&Aと写真パネル展示、そして、PUNKTUREというギャラリー&コンセプトショップによるパンクロックカルチャー作品の展示が同じスペースで行われていました。ちょっとブログにまとめるのが遅くなり、展覧会終了後になってしまいました。






このQ&Aは以前シンコーミュージックさんの展覧会で見たことがあったものの、直筆のものがまた見られるのがうれしくて改めて写真を撮りました。実物だと、筆圧がリアルなんですよね。
来日時のお茶会の写真パネルやチケットの展示、新作Tシャツの展示もありました。お値段は張りますがTシャツはプリントもいい感じで首元もしっかりしていました。
カウンターカルチャーの象徴であるパンクバンドとQUEENは(特にピストルズとのレコーディング時ニアミスエピソードなどで)相容れない真逆の存在として捉えられる場合もありますが、QUEENのような存在がなければパンクバンドがああいう音楽性にならなかったとも言える…かもしれません。そして「News Of The World」のようにQUEENもパンクムーブメントの影響を受けた作品を作っています。
このミニ展覧会ではそういうUKロックの幅広さも味わえて楽しめました。



PUNKTUREさんの展示は当時のSex Pistolsの販促用ポスターやゴールドディスク、ウイリアム・イングリッシュの写真アート作品、BUZZCOCKSのレコードなどが展示され、バンドロゴを古着のジャケットにあしらって新たにデザインしたものが商品として販売されていました(Pistols関連と写真作品は撮影不可)。
販促ポスターはシルクスクリーン印刷がとてもパキっとして鮮やか!あえて版がずれているように印刷したり(たぶん)両面に印刷して裏の文字を透けさせるデザインも印象的でした。
(過去の展覧会のリンクですが少し内容がダブるWebページがあったのでリンクを貼ります↓)
↓去年のEdge Of Rocks展で昔のシルク印刷ポスターを間近で見た興奮を思い出しました。


代表的なクリエイターとして名前が挙げられていた中には、まさに↑のEdge Of Rocks展で気になっていたバーニー・バブルスの名前も。これまでほとんど聴いてこなかった70年代パンクバンドも、やっぱり何度もビジュアル面から自分のアンテナに引っかかってきているので今年は少しずつチャレンジしてみます。手始めに会場で見てデザインが心に刺さったBUZZCOCKSからでしょうか。
展覧会は楽しかったですが、興味本位で覗いてみた「英国展」自体は紅茶やスコーン人気のせいか人が多すぎて早々に入場を諦めたことだけ最後に記録しておきます!